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2024/12/06

斎藤静&三又瑛子Duo Recital

 日時:2024125日(木) 1900開演

場所:めぐろパーシモンホール 小ホール 椅子は可動席で床は平らにもなるようだ。おおよそ150席。

物静かな曲 物思いにふけるような曲、たとえば枯葉、シンドラーのリスト、 ツゴイネルワイゼンと、それに反してリズムがあり、元気が出そうな明るいピアソラのル・グラン・タンゴを対比している。また荒城の月は今年亡くなった坂本龍一の「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」を思い出させる しみじみとした曲

アンコールはきよしこの夜とピアソラのリベルタンゴ。このコンサートで最終的に斎藤さんが言いたいことは、この世の中、悲劇的なこともたくさんあるけど、ピアソラの曲が象徴しているように、とにかく元気を出して頑張ろうというメッセージのような感じがした。いいコンサートだった。

このめぐろパーシモンホール 小ホールは写真の様に壁はランダムな縦縞の凹凸になっていて、壁からの反射音を拡散することで、音源の位置・大きさを明確にする役割がある。しかし強い反射音が無くなると、直接音を補強することが出来なくなってしまう場合がある。もう少し強い反射音が得られる面も設ける必要があるように思えた。







             写真:めぐろパーシモンホール小ホール、開演前に撮影