2008/01/07

神奈川大学管弦楽団、吹奏楽部の年末年始の定期コンサート

新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2007年最後の聞き収めコンサートは12月27日に鎌倉芸術館で行われた、神奈川大学管弦楽団の第52回定期演奏会でした。そして2008年1月4日にみなとみらいホールで行われた神奈川大学吹奏楽部の第43回定期演奏会で幕が開きました。両方ともにすばらしい演奏でした。
管弦楽団の曲目は、ベートーベンの「エグモント」序曲、チャイコフスキーのバレエ組曲「くるみ割り人形」、ドヴォルジャークの「交響曲第8番」ト長調作品88です。特にくるみ割り人形の後半は、Ⅲ 花の円舞曲は華やいでいて、もう一度聴きたいくらいすばらしかったです。鎌倉芸術館はホールの響きも良かったですが、中庭の竹がとても印象的でした。

神大の吹奏楽部は、昨年2007年度吹奏楽全国大会で金賞となった実力です。過去に21回も金賞をとっており、これは大学では全国一位だそうです。
曲目はリヒャルト・シュトラウスの「ウィーン市祝典曲」、交響詩「ドン・ファン」作品20、松尾祐孝の「ナジムアラビーノ」、三善晃の「交響三章」より第3楽章、真島 俊夫の「鳳凰が舞う-印象、京都石庭 金閣寺」、この中には全国大会で演奏した曲が入っています。
幕間の後は、サキソフォンの須川展也の客演で、石毛里佳の「Muta in Concerto」、真島俊夫の「シーガル」、ララの「グラナダ」、エルガーの行進曲「威風堂々」 第一番作品39、アンコールで、「カバレリアルスティカーナ」、ヨハンシュトラウスの「雷鳴と稲妻」、美空ひばりメドレー、「星条旗よ永遠なれ」でした。須川展也のサキソフォンの透き通るような音色と神奈川大学の学生との音の掛け合いもすばらしかったです。またMuta in Concertoの作曲者の石毛さんがピアノを演奏されましたが、難しいので緊張したとおっしゃっていました。ソロの部分とオーケストラの旋律が螺旋のようにずれていて立体的な動きになっているためです。石毛さんは学生時代、須川展也に吹奏楽を指導を受けていたそうで、若い作曲者で可能性を感じました。すばらしいコンサートで、音楽大学でない総合大学の学生が、よく学問と音楽を両立させているとそれも感心した次第です。