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2016/12/19

Sound Sources for Qualification of Anechoic Chambers

 Hemi-anechoic chambers are rooms that must be designed to completely absorb direct sound produced by acoustic waves. Furthermore, the emulation of acoustic conditions that are free from the influence effect of the room due to reflections is an essential requirement in order to be able to conduct measurements such as Transmission loss (TL), Diffusion Coefficient, Sound Power, etc. For this reason, general procedures as the ones described in Annex A of ISO 3745:2012 and ISO 26101( an improvement of ISO 3745 Annex A) to ensure the performance assessment of a free field must be followed. Furthermore, the efficiency of the sound absorption in the hemi-anechoic testing rooms should be examined with regard to the lower cut-off frequency.

The main purpose of the inverse square law measurements in the anechoic and hemi-anechoic chamber is to compare the decrease in sound pressure with distance from the source to the expected decrease of sound pressure in a true free-field condition (decrease of 6dB per doubling the distance). Being aware that the different equipment, ventilation ducts, doors, etc. can be the cause of reflections in the chambers, the measurements are focused on this aspect. In order to carry out the inverse the inverse square law measurements, microphone traverses shall be made along at least five straight paths away from the geometric center of the measurement sphere or hemisphere in different directions:

a) One traverse path towards a dihedral corner
b) One traverse path towards a trihedral corner
c) One traverse towards the center of one surface
d) If the plan area is not square, then one traverse path shall be towards the closest boundary surface and one toward the farthest boundary surface.
e) Additional traverses to doors, ventilation openings, sound transmission openings, etc.


 Microphone traverses according to ISO26101

The deviations of measured sound pressure levels from those estimated using the inverse square law obtained shall not exceed the values of Table 1. The deviations in Table 1 also determine the frequency range over which measurements can be made in accordance with this International Standard.


Table 1: Maximum allowable deviation of measured sound pressure levels from theoretical levels using the inverse square law

  Furthermore, one challenge of a room qualification is finding adequate sound sources. Sources used in the qualification procedure must be omnidirectional, for that reason, to achieve omnidirectionality, different loudspeakers have to be used for different frequency ranges. In ISO 3745, there is a specification of these sound sources. Up to 400 Hz, a 25cm diameter loudspeaker (YAB speaker is 30cm) in a closed 0.02m3 box shall be used. Between 400 to 2000 Hz, two 10cm loudspeakers (YAB speakers are 12cm) mounted face to face and phased shall be used. Finally, at frequencies 2000 through 10000 Hz a small baffled system driving a narrow (< 1.5cm diameter) tube is recommended. In order to ensure the fully conformity with the ISO, YAB has built its own speakers for the qualification of anechoic chambers (Dodecahedron speaker is used in full-anechoic chambers in replacement of Box speaker due to its omnidirectionality).


 Sound sources for qualification of anechoic chambers


YAB measurements of Inverse Square Law in the anechoic chamber of Bandung Institute of Technology, Indonesia 

-References of interest:

ISO 3745: 2012. Determination of sound power levels and sound energy levels of noise sources using sound pressure - Precision methods for anechoic rooms and hemi-anechoic rooms. ISO Geneva, Switzerland, 2012

ISO 26101:2102. Test methods for the qualification of free-field environments. ISO; Geneva, Switzerland, 2012

Qualification of hemi-anechoic rooms for noise emission measurements. In: Proceedings Inter-Noise 1990, Gothenburg, Sweden, INCE Conference Proceedings, 1990-08-13, 223, pp. 685-690

A renovated Anechoic Room: Some Aspects of Requirements and Measurements, Aug 1991. Ove Till and Bjorn Hagerman



2016/11/28

Helmholtz共鳴器を有する高性能二重床に関する建築学会の論文(黄表紙)が出ました

本工法開発の主の目的は、昭和40年代、50年代、1960年代に建設された多くの集合住宅の床衝撃音対策のための工法で、ヘルムホルツ共鳴機構を用いて、主に重量衝撃源の低音域の改善を目標としたものである。
新築の集合住宅では床スラブの剛性を上げること、すなわちスラブ厚を上げることでこれを解決してきたが、古い集合住宅では荷重の制限があり難しい。このHelmholtz共鳴器を有する遮音二重床は画期的な工法と考えている。本論文はそのHelmholtz共鳴器を有する遮音二重床の設計法を示している。


タイトル:
「共鳴器仕様の違いが重量床衝撃音遮断性能に及ぼす影響に関する実験的検討―Helmholtz共鳴器を有する高性能乾式遮音二重床の開発 その2-」
 EXPERIMENTAL STUDY ON EFFECT OF RESONATOR SPECIFICATIONS
  ON HEAVY-WEIGHT FLOOR IMPACT SOUND INSULATION
 Development of high-sound-insulation double floor system with Helmholtz resonators:Part2

執筆者: 安田洋介 廣瀬俊平、関根秀久 藪下満

日本建築学会環境系論文集 第81巻 第729号, 919-929, 2016年11月
J. Environ. Eng., AIJ, Vol.81 No.729, 919-929, Nov., 2016


神奈川大学、安田先生の導いたヘルムホルツ共鳴機構の2自由度系の運動方程式の予測可能性を300角のユニット実験を行い、確認したものである。
実験では、ヘルムホルツ頸部の位置(水平、垂直)、パイプの長さ、数、径等の違い、またヘルムホルツの空洞部を構成した角パイプの縦置き、横置きの違い、等の実験と理論との対応を見た。その対応は振動伝達率の形で比較検討をしている。


半田の街

音の測定の仕事で、11月18日(金)に愛知県の半田に行きました。
仕事が終わった夕方、すでに暗くなっていましたが新美南吉記念館に行きました。新美南吉は、童話ごんぎつねの作者(1913(大正2)~1943(昭和18))です。
記念館の建築は、屋根が波打っていて里山の雰囲気を表している素晴らしいデザインだと思いました。

翌朝、午前中時間があったので、知多半田駅前で30年近く前に設計に関わった旧第一証券半田支店の建物を見に行きました。現在は社会福祉法人むそうという障害者施設になっていましたが、建物が残っていてよかったです。設計した当時は半田の商店街の中に存在していましたが、今や周辺は駐車場になっていました。駅前なので将来の計画があるのでしょうが、今はちょっとさみしい感じです。


旧第一証券半田支店の建物と(現在は社会福祉法人むそう)

その後、近くの赤レンガ建物を見学しました。ここは明治31年(1898年)にカブトビール工場として誕生したとのこと。設計は明治の代表的な建築家の妻木頼黄(つまきよりなか)で、横浜レンガ倉庫も設計しています。当時ドイツ人の技術者を二人招いて、本格的なドイツビールを明治時代に製造していたようです。

最近になって使われなくなって建物を解体し始めたところ住民の反対があり、市が買い取って改装したとのことで、危なく無くなるところだったのです。
この建物は、一部はレンガ構造で階数が4~5階あり、横浜のレンガ倉庫より高いです。また一部は木造のフレームの中にレンガが組み込まれている構造で、富岡製糸場と同じ構造になっています。



観光施設としてオープンしてまだ間が無いとのことですが、観光客がたくさん来ていました。雰囲気のいいカフェでは当時のビールと同じ味のビールが飲めるようです。
半田の街は、お酢のミツカンが創業したところだそうです。運河があり、地の利が良く、商売が盛んだったようです。このミツカンもかぶとビールに経営参加していたようです。

赤レンガのカフェ
また赤レンガ建物の近くに、順正寺という大きなお寺があったのでちょっと寄りましたら、聖母マリア像のようなお地蔵さんがあり、興味を持って写真を撮りました。
マリア像のようなお地蔵さん

 また半田は山車祭りで有名で、5年に一度、31輌の山車が一度に揃うようで、写真を見ると壮観です。前回は平成24年でしたから、次回は平成29年、来年に行われることになります。
町には歴史が、特に頑張った歴史が大事だと感じたところです。

この半田の山車祭りのうちの一つ、亀崎潮干祭の山車行事が、ユネスコの無形文化遺産に登録される見通しの「山車が登場する全国33の祭り、『山・鉾・屋台行事』」に含まれています。

2016/11/08

山中湖の寿徳寺の三浦環の墓

10月末に山中湖に行き、観光地図に寿徳寺には三浦環の墓があるというので行ってみました。
(三浦環は日本で初めて国際的な名声をつかんだオペラ歌手。 wikipediaより)

寿徳寺の入り口

三浦環とその御母堂の墓、右側に石碑がある。

墓の脇にある山中湖村教育委員会が立てた石碑(木々と撮影している私とお寺の影も映っています)、そこには三浦環の活躍した経歴と句が書かれていました。

「うたひめは つよき愛国心を持たされば 真の芸術家とはなり得まし」


三浦環60歳ぐらいの時、昭和18年(1943年)に、この地に疎開して、戦火はげしき折に詠んだ句と思われるので、いやに勇ましい感じの句です。ただ軍国主義的という読み方もありますが、オリンピック選手のように国を背負って世界で歌っていたということも言えます。

最近読んだ本、竹中 亨著「明治のワグナー・ブーム 近代日本の音楽移転」の中で、三浦環について、東京朝日新聞1913年6月26日の記事「環は芸術に生きる女である。『歌ふ事ができれば死んでもいい』」とさへ云って居る。環が芸術から離れると云う事は、環から生命を奪ふようなもの」を引用して、「旧来の道徳観念を超える奔放な生き方を体現した三浦はスターとなったのである。」と書いている。
1913年は大正2年になる。三浦環はこのころ30歳、1914年には渡欧し、世界で活躍するオペラ歌手となります。
この本を読んでいて、自由奔放な芸術家としての三浦環が頭に焼きついていたので、この句にはずいぶんびっくりしました。

この寿徳寺の入口の前に、修復しているらしい古民家を見つけました。どう修復されるのか、近いうちにまた来たいと思います。

2016/10/13

荏田宿のお祭りに参加

10月1日(土)、2日(日)は荏田町の氏神様の剣神社のお祭りです。いよいよ3月から準備していたお囃子の初お披露目となります。もっともかなりの部分を隣町のお囃子連の助けを借りてとなりますが。

1日は夜7時から宿自治会館の前で、宵宮、近隣の人たちと前夜祭、およびお囃子のお披露目。夜7時少し前には小雨となり、ビニルシートで屋根を作り、始められました。



お囃子の曲は破矢(はや)、かまくら、くにがため、さらに四丁目(しちょうめ)とあります。私の方の篠笛は3月から7か月間練習しましたが、1曲目の破矢までしかできず、その1曲で舞台に立ちました。終わった後に拍手が聞こえました。嬉しいものです。アントニオも締め太鼓で参加しました。




2日(日)は本番、朝から晴れ、子供神輿とともにお囃子を山車の上で演奏します。山車と言ってもトラックの荷台ですが、荏田町中を廻ります。とくに高齢者の方の施設には停まって演奏したり、隣町の驚き神社のお囃子連による「ひょっとこ」などの踊りを披露します。皆さん、子供が踊るひょっとこ踊りを見て楽し気に笑っていらっしゃいました。




この地域では何十年かぶりの生演奏のお囃子(今まではテープ)で、お祭りも大分魅力的になったのではと思います。来年は私も全曲演奏できるように頑張ります。お囃子にはひょっとこ踊りなどの伴奏曲もあり、まだまだ奥が深いです。今後もお囃子連に参加する人が増えていってほしいと思います。

子供神輿



10月8日(土)、9日(日)は隣町、驚神社のお祭りがありました。日曜日は朝から大雨の中、舞台の上で演奏が始まりましたが、昼には雨が止み、たくさんの神輿や山車があつまり、また神社では屋台も多数出店していて、境内では獅踊りの舞がありました。かなり盛大お祭りです。



獅子踊り

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Con el otoño ha comenzado la época de festivales tradicionales en los barrios de pueblos y ciudades de todo Japón. Grupos locales de todas las edades pertenecientes a “cofradías” han estado preparando durante todo el año bailes y tronos que acompañan que se sacan en procesión acompañados del sonido tradicional de flautas y tambores típicos del matsuri Japonés.
El fin de semana pasado fué el festival de nuestro barrio Eda-ku, en el que mi jefe y yo participamos (él tocando la flauta japonesa “shinobue” y yo tocando el tambor tradicional japonés “shime-daiko”).
El evento comenzó a las 6 de la tarde del sábado. Con una música que parece casi improvisada, bebidas y comidas tradicionales japonesas, se animaba a todo aquel que se acercaba a la zona. Una experiencia única inolvidable y que sin duda alguna repetiré el año que viene.





2016/09/29

八千代座見学ほか

 8月25日、26日に建築学会九州大会に参加し、26日の午前中に「ヘルムホルツ共鳴機構を有する天井の実験結果」を発表しました(ブログ)。
その後、レンタカーを借りて、熊本市の少し北の山鹿市にある八千代座を見学しました。八千代座は以前に音響測定を行ったことがあります。→ブログ



 熊本地震がありましたので心配をしておりましたが、八千代座は幸い無傷だったそうです。ガイドさんに案内されて、数人の観光客の方々と内部を見学しました。ガイドさんの案内が面白く、おだてに乗って見得を切ってみました。


ガイドさんに乗せられて見得を切る

 内部空間は何とも華やかで、舞台を楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。公演はたくさん計画されているようでした。




 その周辺の豊前街道沿いは伝統的な建物がたくさんありますが、いくつかは廃墟になったり更地になっていました。また大きなマンションが出来ていて、少し景観が変わってしまった印象です。音響測定に来た2008年8月以来ですが、そのときと比較すると少し活気がないように感じました。それでも、この豊前街道沿いの山鹿の街は古い商家、ヨーロッパ様式の銀行や酒蔵、お寺などが面していて独特の魅力が有ります。

 この晩は山鹿に泊まり、翌朝、前回来た時にはなかった木造の温泉風呂「さくら湯」で入浴してきました。朝のためか地元の人が多くいらっしゃって、こちらの言葉で会話されていました。
 この日は熊本城まで足を延ばしてきました。テレビで見ていたよりも、熊本城の石垣の崩落がひどい状況でした。時間がかかるとは思いますが、復原されることを祈っています。

熊本城の石垣






八千代座では様々な公演が行われています。最近のものをいくつかご紹介します。
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山鹿灯篭踊り鑑賞 平成28年7月〜平成29年3月(およそ月、火、木曜日の11時、14時)
祝・桂歌丸芸歴65周年 夏の特選大落語会 in 八千代座 平成28年8月29日(月)、30日(火)
第3回 山鹿もてなし子ども祭り 平成28年9月4日(日)
阿川泰子 天聴の蔵 JAZZ Live&Party 平成28年9月10日(土)

坂東玉三郎特別舞踊公演 平成28年10月29日~11月3日

秋の特別公演 「古典への誘い」 平成28年10月8日~11日開演午後1時・5時(開場1時前)

2016/09/23

Acoustical Letter - Acoustical Science & Technology journal



Como resultado de la ponencia en la conferencia anual de la Sociedad Japonesa de Acústica que se celebró en Marzo del año pasado (2015), recibimos para nuestra sorpresa una invitación para la publicación de dicho trabajo en forma de Carta Acústica en la revista Acoustical Science and Technology (https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ast).

La revista Acoustical Science and Technology (AST) es una revista bimestral de acceso abierto editada por la Sociedad Acústica de Japón (http://www.asj.gr.jp/eng/index.html). La AST publica alrededor de 100 artículos de alto nivel (incluidos los artículos, informes técnicos y cartas acústicas) cada año. Además, el alcance revista cubre todos los campos de la acústica (tanto científicos y tecnológicos), incluyendo campos de investigación como ruido y vibraciones, acústica submarina, electroacústica, ultrasonidos, o acústica arquitectónica entre otros.

Con el título “Development of high-sound-insulation double-floor system with Helmholtz resonators: Real-scale experiments with light-steel square pipes” (Desarrollo de suelo flotante de alto rendimiento con resonadores de Helmholtz: Experimentos a escala real con tubos cuadrados de acero), la Carta Acústica fue aceptada para la publicación en Febrero de 2016 y ha sido finalmente publicada en el Número 5 (Septiembre) del Volumen 37 (2016) de la revista.

Enlace: https://www.jstage.jst.go.jp/article/ast/37/5/37_E1567/_pdf

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To our great surprise and as result of last year speech (March 2015) in the Acoustical Society of Japan, we were invited to publish our work in the Acoustical Science and Technology journal (https://www.jstage.jst.go.jp/browse/ast) in the form of an Acoustical Letter.

The Acoustical Science and Technology is a bimonthly open-access journal edited by the Acoustical Society of Japan (http://www.asj.gr.jp/eng/index.html). AST publishes about 100 high-level articles (including papers, technical reports and acoustical letters) each year. The journal scope covers all fields of acoustics (both scientific and technological) as noise and vibration, underwater acoustics, electro-acoustics and architectural acoustics among others.

Titled as “Development of high-sound-insulation double-floor system with Helmholtz resonators: Real-scale experiments with light-steel square pipes”, the Acoustical Letter was accepted for publication on February 2016 and was published in the No.5 (September), Vol. 37 (2016) of the journal.

Link: https://www.jstage.jst.go.jp/article/ast/37/5/37_E1567/_pdf

2016/08/29

Speech at the Architectural Instittute of Japan (AIJ 2016)
日本建築学会2016年度




This year, for the first time and together with Mitsuru Yabushita, I had the opportunity to give a speech in Japanese in the annual meeting of the Architectural Society of Japan (AIJ 2016). The meeting was held on 24th,25th and 26th of August in the Fukuoka University in Kyushu Island.

Our speeches were about the results obtained in measurements of impact sound insulation and vibration of a new type of high-performance ceiling with Helmholtz resonators. This work was conducted together, Syunpei Hirose, Hidehisa Sekine and Yosuke Yasuda from Kanagawa University, and Rie Tojo from Urban Renaissance Agency (UR).

A total of three kind of acoustic ceilings were made based in theoretical and unit experimental models of Helmholtz resonators (anti-resonances in 63 Hz and 125 Hz). Diameter, volume and pitches between the holes was different for each sample. For a fourth sample, the ceiling was constructed without resonators in order to compare with the other samples and validate its effectiveness. The effect of the Helmholtz resonators in the results of impact sound insulation was not as clear as expected due to the structure-borne sound transmitted from the floor to the walls. However, the effectiveness of the resonators in the vibration experiments results was clearly seen. In order to increase the acoustic insulation of the ceiling, the solid-borne sound of the wall should be reduced. In most of the cases the installation of the heating insulation in the outer walls instead of in the inner walls will help to reduce these vibration transmissions in the structure.

I am very grateful to Mitsuru Yabushita and Akiko Yabushita for their help and support.

Antonio

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Este año, por primera vez y acompañado de mi jefe Mitsuru Yabushita, he tenido la gran oportunidad de presentar en japonés como ponente en la conferencia anual del Instituto Japonés de Arquitectura (AIJ 2016) celebrada los pasados días 24, 25 y 26 de Agosto en la Universidad de Fukuoka en la Isla de Kyushu.

Nuestras ponencias trataron sobre los resultados del aislamiento acústico y vibración a ruido de impacto de un nuevo tipo de techo acústico basado en resonadores de Helmholtz. Un trabajo conjunto con Syunpei Hirose, Hidehisa Sekine y Yosuke Yasuda de la Universidad de Kanagawa, y Rie Tojo de la empresa UR (Urban Renaissance Agency).

Basados en cálculos teóricos de resonadores de Helmholtz con anti-resonancias entre 63 Hz y 125 Hz, se diseñaron un total de tres tipos de techo acústico con variación de diámetros, distancias y volumen de resonadores. Un cuarto tipo de techo se construyó sin orificios para comparar y validar la efectividad de los resonadores de Helmholtz. El efecto de los resonadores de Helmholtz en los resultados en los ensayos de aislamiento acústico no fue del todo visible debido a las transmisiones de vibraciones que se produjeron en los encuentros del suelo con paredes. Sin embargo, la eficacia de los resonadores en los ensayos de vibraciones si que se apreció de manera más clara. Con el fin de aumentar el efecto del aislamiento acústico del techo será necesario reducir las transmisiones indirectas por flanqueo de la pared.

Le agradezco mucho a Mitsuru Yabushita y Akiko Yabushita, por su ayuda y confianza en mí.

Antonio

2016/08/01

上海へ

機会を得て、4月4日より、15日までの約2週間、上海に音響測定のために出張しました。

着いた日、最初に行ったところが、上海の中心街で超高層ビルのある地域の黄浦江の対岸の遊歩道『外灘歩道』です。


この日は月曜日でしたが、中国では休日だったためにたくさんの人が散歩を楽しんでいて、また黄浦江には遊覧船もあり (外灘 “バンド”(英語名:The Bund))、ちょっとみなとみらいのような雰囲気でした。
高層ビルが多く、最も高いもので600m以上あるとのこと。その晩はビールの栓抜きの様な形の建物(上海環球金融センター)の2階にある小籠包のレストラン 「鼎泰豊」で食事をしました。

翌日の火鍋レストラン

火鍋

2週間のうち、4月10日の日曜日だけフリーで上海観光をすることができました。
この日はちょっとPM2.5の影響で景色がかすんでいました。まず南京東路に行きました。日本で言えば銀座通りのような場所で、長い歩行者天国で大変にぎやかでした。ところどころ広場もあります。

歩行者天国


ところどころに広場がある

楽しげな車が通る
その先に『上海コンサートホール(上海音楽庁)』(磯崎新設計のものではない)があったので、中をのぞいてみるとクラシックコンサートが公演中で、中を見てみたいと思い切符を買おうとしましたが満席になっていました。

コンサートホール
 その後、古い街並みのあるお寺の境内になっている『豫園』、表参道の様な『新天地』を見て、一日上海を観光し、広場の前の店で小籠包を食べながら感じたことは、上海の街は楽しめる雰囲気を都市計画的にデザインしているなということでした。

豫園




表参道のようなおしゃれな新天地



『豫園』で尺八の様なものを吹いて、横笛を売っている屋台がありました。
長いのも短いものもいずれも160元(1元は約17.5円)で、買おうとすると同行の陳さんが値切ってくれて60元になりました。
これを吹いてみると伝統的な中国の音階ではなく、西洋音階(ドレミ)でした。
街中を見回しても楽器を持ち歩いている人はほとんど見かけません。唯一電車の中でウクレレを持っている若い人がいたくらいです。

横浜と比較するとこちらは少し暖かく、5月くらいの陽気でした。街路樹はクスノキがほとんどで、古い葉を落とし、新芽が吹き出していました。八重桜も丁度見ごろでした。
今回は時間がなく中国の音楽や演劇を見そこないましたが、良い仲間と仕事をすることができ、食事は毎日楽しみました。また次の機会を見つけたく思います。

2016/06/27

荏田宿お囃子の会発足

隣町の新石川町にある驚神社の宮元お囃子連にご指導をいただき、長らく消滅していた荏田宿お囃子愛好会を復活させることになり、2016年3月3日に会が発足しました。私も篠笛で参加しています。練習は、毎週木曜日の18:30より荏田宿自治会館で行っています。今年の10月の剣神社のお祭りの時までに少しでも上達し、山車の上で演奏できることを目標に練習をしています。
宮元のお囃子連の練習は毎週水曜日、その翌日に荏田宿の練習指導に毎回いらしてくださいます。頭が下がります。

※荏田宿とは旧大山街道(矢倉沢往還)の宿場町で、江戸時代、大山阿夫利神社へ参拝に行く途中、江戸を発った旅人が一晩目の宿として立ち寄る賑わった宿場町です。また相模地方の産物を江戸に運ぶ重要な街道にもなっていたそうです。

お囃子の参加者募集のチラシです

2016/06/15

MY EXPERIENCE PLAYING TAIKO



One thing I really like from the gypsy community in Spain, is that when there is something they like, they say: "That's very flamenco!"

The first time I listened Taiko was a year ago at the Kodo group concert. Kodo is one of the most relevant and important Japanese drum groups. Seeing their performance was like diving into a mixture of traditional rituals, with contemporary touches in which men and women participating accumulating all their culture in the “mass of their blood”, as occurs with flamenco. I was so excited and It sounded so flamenco that I had no doubts about starting learning it. For me, taiko represents the chaos of the accurate, the extreme limit of an emotion. What also caught my attention is that despite being so individual, is the image of a collective memory.

Now, I humbly can take part of this thanks to the support of my taiko group mates and the constant teachings of Umemura Mihoko. Umemura is a professional Taiko player, she stands out for being a member of “Dadadadan Tenko” group, one of the most famous and relevant taiko groups in Japan. Also, to my surprise, she speaks Spanish very good! We meet every week to play taiko in Asano Taiko studio, a special place for me because the studio was acoustically designed by my company, YAB Corporation.

Last 15th of May, the "Sukuramu 21" theatre in Kanagawa hold the 8th edition of the event "Kyowasai" in an evening full of taiko and Matsuri (festival) instruments performances. This was the first time I played taiko on the stage and in front of guests. The evening was very special because I felt totally supported by my mother who came from Spain to see the concert, my boss, co-workers and lots of friends. Another of many experiences of my Japanese life that I will never forget.

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Hay una cosa que me gusta mucho del pueblo gitano en España, cuando algo les gusta, dicen "Eso es muy flamenco".

La primera vez que escuché tocar el taiko fue en el concierto de Kodo, uno de los grupos más relevantes e importantes del tambor japonés. Verlo, fue como sumergirse en una mezcla de rituales tradicionales, con toques contemporáneos en la que los hombres y mujeres que participaban acumulaban toda su cultura en la masa de la sangre, al igual que ocurre flamenco. Me emocionó tanto y me sonó tan flamenco que no dudé ni un segundo en que tenía que aprender a tocarlo. Para mí, el taiko representa el caos de lo exacto, el límite extremo de una emoción. Lo que me llama mucho la atención, es que aún siendo tan individual, es el retrato de una memoria colectiva.

Yo ahora humildemente puedo formar parte de ello gracias al apoyo de mis compañeros del grupo y las constantes enseñanzas de mi profesora Umemura Mihoko. Umemura es profesional del Taiko y ha formado parte durante más de 10 años del grupo “Dadadadan Tenko” de Osaka, uno de los más importantes de Japón. Además, para mi sorpresa habla español perfectamente! Todas las semanas nos reunimos para dar clase en el estudio de Asano Taiko, un lugar muy especial para mí ya que ha sido diseñado acústicamente por mi empresa, YAB Corporation.

El pasado 15 de Mayo, el teatro "Sukuramu 21" de Kanagawa, se celebró la octava edición del evento “Kyowasai” una tarde de conciertos de grupos de de taiko e instrumentos del matsuri (fiesta) donde yo tocaría en público por primera vez. La tarde fue muy especial ya que en el concierto me sentí totalmente arropado. A mi estreno acudió mi madre que vino desde España, mi jefe, compañeros de trabajo y muchos de mis amigos. Ésta se convirtió en otra de tantas experiencias de mi vida Japonesa que nunca olvidaré.