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2022/04/09

救急車のサイレンはうるさい?

 

202246日水曜日の朝日新聞に救急車サイレン うるさい?という見出しがあった。苦情の内容は「「深夜の住宅街でサイレン音を消してほしい」「眠った子供が起きてしまう」といった内容だった。」 騒音問題に詳しい橋本典久・八戸工業大学名誉教授は「人々の孤立化が進んだことで、フラストレーションを感じやすい心理状態の人が増えたのでは」とのこと。その結果、「少しでも消防隊員や一般の方の負担にならないように工夫したい」とのこと。救急車の音は法律上で定められているのでなかなか変更はむつかしい。

この「孤立化」が原因かよくわかりませんが、秋祭りでお囃子を車の上でふいていたら、隣の家から今おばあさんが病気で寝ているので、音はやめてもらえませんかといわれ、あわててやめたことがあります。お囃子の音は法律ではないので迷惑にならないようにしなければなりません。ただこの孤立化が問題という場合もあります。お囃子の音は昔からなじんだ音の場合にはこの音に一体感が出てきます。そうでない場合には昼間から騒々しい単なる騒音です。やはりお囃子の音は地域になじんでいる必要があります。

 ところでお寺の鐘も時報は毎日なるのでうるさいという場合もあるでしょう。 除夜の鐘は1年に一回なので年を越すいい合図とも考えられます。でも毎日ならない場合には除夜の鐘は夜なので余計うるさいという場合もありそうです。

また小学校や中学校の運動会の音もよく新聞に苦情が載ります。また幼稚園や保育園さらに児童公園も隣に計画ができると反対運動が始まります。

建設騒音や自動車の交通騒音や飛行機や新幹線の騒音、工場の騒音などは人為的な音だし、空調室外機の騒音なども法律的にも規制しなければいけない騒音になります。

隣の子供の音楽の練習の音やフードコートの音などは問題になっていない場合もあります。また森の中の風の音や波の音もほぼ問題になってはいません。屋根の雨音はどうでしょうか。

 

音についてはあまり議論になっていませんが、時々は意識的に注目してみることも重要かもしれません。