遡って6月24日(日)。昨年に引き続き、横浜国大の名誉教授のG氏とヨコスカベイサイドポケットで行われた横須賀ジャズクルージングに行った。
14:00開演で18:00終了の4時間、長い。4つのバンドが出演した。大橋祐子(Pf)トリオ+上田裕香(Vo)、志賀聡美4Trombones+守 新治(ds) トリオ、GYPSY VAGABONZ+ゲスト3名、松尾明(ds)クインテット+MAYA(Vo)、最後には4バンドが合同で演奏しお祭りのようであった。司会は北口幹二彦(ものまね)。すべてエンターテインメントに徹していて、それぞれのバンドに個性が有り、4時間楽しく過ごせた。その後夕食は、海に面した公園の中にあるレストランでおしゃべり。先生の教え子が書かれたという「日本の美術No.529 近世の芸能施設とその空間」という本をいただいた。著者は上野勝久氏で、能舞台や芝居小屋のことが書かれており、表紙は金比羅大芝居の海老蔵の暫である。中には江戸時代の屏風絵の写真がたくさん載っており、実物を見に最近出光美術館まで行ってきた。
7月28日(土)、引き続きG氏と横須賀芸術劇場の横須賀ジャズドリームに行った。もう5年以上続けて来ている。16時から20時まで、こちらも4時間。出演は日野皓正h FACTORとMALTA ジャズオーケストラの2バンド。日野皓正のバンドは、NEVER GIVEUPなどエネルギッシュな音楽で、またDJのdj hondaが素晴らしかった。MALTAの昨年結成されたMALTA JAZZ BIGBANDは、これもまた楽しい往年のJAZZの名曲を、合間に冗談を交えながら演奏した。ゲストに阿川康子(Vo)、松永貴志(pf)、川嶋哲郎(ts)。とくにゲストが中心の幕では、とくに川嶋哲郎のテナーサックスが高度なテクニックで魅了された。
終わって、近くのレストランで先生の研究人生や最近のコンサートについてお話をうかがった。