日時:2025年5月3日(土祝)11:30~12:30
場所:東京フォーラムホールD7
曲目:モーツアルト:弦楽四重奏第17番「狩」
ベートーベン:弦楽四重奏第9番「ラズモフスキー第3番」
ホールD7はチラシによれば221席と書かれている。元ヤマハの音響研究室、並びに東京工業大学の特任教授だった清水さんに紹介されていった。このホールD7の主の音響設計者であったとのこと。ホールD7の主なる考えは音楽用の録音スタジオのような考え方で設計したとのこと。また椅子は可動席となっていて平土間にも変換ができる。壁は6φの有孔板でできていた。中に吸音材は入っているかどうかは確認していない。またスピーカによる音量付加も考えてあるようだ(多分今回は使用していない。)。このホールは演奏音がはっきり聞こえ、録音もきれいに録音できるようだが、あまり響きがない。確実ではないが、後半の曲は演奏の音量を上げているように思った。しかも演奏はとてもしっかりしていた。清水さんの親戚と言うわけではなく、演奏のレベルが高いと感じた。このヴァイオリニストのアントン・ハンソンさんは、清水さんの妹さんの子供さんだと言っていた。妹さんはイギリス人と結婚したため、アントン・ハンソンという名前のようだ。現在はフランスに滞在して、この楽団を結成しているようだ。
ラ・フォール・ジュリネ2025のオフィシャルガイドブックの表紙には葛飾北斎の波の絵や着物を着た人たちの絵が飾られているが、もっている楽器は洋楽器である。先入観からはピアノと三味線や琵琶を持っているものと勘違いした。今回のテーマはMemoiresであるので、邦楽器やそのほかのシタールやガムランや古楽器などの楽器との合奏もあっていいように思った。この音楽祭は世界最大級のクラシック音楽祭と書かれている。たしかに東京フォーラムだけでもたくさんのホールがあり、さらに外部でもたくさん演奏が行われている。可能性がありそうだ。と思ってオフィシャルガイドを見ていたらホールEで、「歌って踊ろう!インドネシアの森に響くガムラン」や「ジャズの街ニューヨークで、Let‘s Swing」という公演もあった。