令和6年(2024)4月20日(土)4:00より6:00
仏教壮年会の40周年を祝って行われたようだ。父がかつて仏教壮年会に入っていて、親鸞聖人の銅像を購入したり、活躍した様で、その関係者としてうかがえた。
壮年会会長等のあいさつのあと、山﨑龍明氏による講演があった。山崎龍明氏は、仏教学者のようで、本日のテーマは、『聖徳太子の仏教と社会観 ―十七条憲法の精神―』というもので、以下に示す資料をいただき、大事なものなので、家に帰ってからすぐに捨てないでとっておいてくださいとのこと。思い入れを感じる。十七条のうちの第一条は「和ぎ(やわらぎ)こそを貴び、、、」、第四条「政治を司る群響も、、、みな礼を本としなければならない。、、」、第五条「饗応を拒絶し財の欲をすてて、、、」、 第十六条「民を使役する場合は、、、多忙な季節に、、民をつかってはいけない。もし農夫が田畑やかいこの仕事をしなければ、人は何を食べ何を着るのでしょうか。」 第十七条「大事なことを独断で決めてはならない。、、、多くの衆とよく話し合い、それによって道理に合っていることがえられるであろう。」これらの話を現在の政治と絡めて身近な話題とするなど、わかりやすくおもしろく、ためになった。最後の章は特に現在の内閣は大事なことを国会で決めずに「閣議決定」にするなどの方法を題材に話すなどなるほどと思えた。
この講師の話は、毎月10日に講演されるようだ。前回紹介した善照寺で行っている雅楽の勉強のはなしも、なるほどと思うところが多く、学校以外にもいろいろ興味深いところがあるようだ。