日時:2024年4月6日(土)14:00開演
森のホール21小ホール
リンリーズの出席者の中に、元飛島建設・設計部の高井さんが出演しているので何回か行っている。この時に同僚の人も会えて、いい機会となっている。今回はコロナ禍もあり、久しぶりの公演となった。
森のホール21は新京成線八柱駅から徒歩15分とあったが、時間が足りなくてタクシーで行った。森のホール21は円形の外観で華やかな雰囲気である。設計はA&T建築研究所で、この設計事務所は愛知県立芸術劇場の設計コンペで優勝し、大成建設から独立した会社である。今まではリンリーズは大ホールで公演をしていたが、今回は小ホールである。馬蹄形の客席配置で、雰囲気はとてもいいが、ホームページでは演劇重視型の多目的ホールと書かれている。1階席は392席、2階席は124席で、合計516席と書かれている。遅れて入ったので、2階席しか開いていなく、しかも2階席も満席であった。合唱の公演は、歌うのも健康に良さそうだし、合唱団も50人ぐらいいて、その関係者も多く集まりやすいのかもしれない。しかも懐かしい人に会えることもいい機会を提供してくれていると思う。
公演は、どの曲も力が入っていたが、とくに第三部のDark Night of the Soulやシューベルトのミサ曲が、気合が入っていて、弦楽アンサンブルかつしか(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス)の伴奏もついていた。チラシにDark Night of the Soulは7拍子が多く、とても難しいと書かれていた。この変拍子は有名なのはジャスのTAKE FIVEで、5拍子でできていて、演奏時は3拍子と2拍子に分けてると演奏しやすいかもしれないが、この7拍子はどうやるんだろう?練習は大変だったと思っている。
また合唱の最後の声が長くのばされていた。これは意図的なのかどうかは分からないが余韻を残している。多分教会の残響を意識しているのかもしれない。さらに合唱団の公演は舞台で、幕設備に屏風型の音響反射板を用いていた。舞台を覆う音響反射板であればより歌いやすかったのではと思ったが、舞台の天井は幕設備のために天井反射音が来ないので、歌いにくいのではないかと感じた。
公演の後、撮影した。