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2023/11/09

第26回 都築区三曲協会演奏会 箏・三絃・尺八のしらべ

 場所:横浜市都築公会堂(定員604名)、ただし半分ほどの席しか埋まっていなかった。日時:2023年(令和2115日(日) 1130から1540 ただし私の参加は14時ごろ

曲目は13番目の緑彩の刻から最後まで。ここでの三曲は、箏、三絃(三味線)、尺八であった。残念ながら三曲のコンサートは私にとっては初めての経験です。しかし演奏者はたくさんいて、しかも皆さんは大変上手でした。しかも入場料は無料でした。14番目の花笠スケルツォは、よく聞く歌のアレンジですが、その他は初めてだった。ただ私はクラシックの音楽をよく聴きに行くが、同じような感覚で聞くことができた。

劇場は定員604席、舞台は音響反射板が設置されていた。在席は約半分のため、どちらかと言えば、クラシック系の音楽に好まれる響きだ。この響きが箏や三味線や尺八の音色に好ましいかどうかはよくわからない。音響反射設備を幕設備に換えたらどうなるのか実際を聞いてみたかった。

 邦楽の公演を行う場所としての国立劇場はこの10(2023)に閉館され、今度は劇場だけでなく、ホテルやオフィスを含む施設をPFI事業で再開発を行う予定で、企画コンペを行ったが、2度も不調になったままとなっている。国立劇場は1966.10竣工し、桟敷席のない歌舞伎劇場としては異質のものであったが、建設当時は企画側の人によれば、今後の多目的劇場の基本形を求めたと言っていた。ただ歌舞伎や人形浄瑠璃を行う場所として、また落語なども行っていた場所として存在していたので、今後しばらくは困った状態になってしまう。東京周辺には移動式テントの平成中村座以外には、収容人員500600名の芝居小屋がないので、このような施設があると便利ではないかと思う。今回行った三曲演奏会も芝居小屋があると便利かもしれない。

 都築公会堂のかえりにセンター南駅の前で 大道芸をやっていて、芸人の周りには、ほぼ小さな子供たちが45名みていた。しかししだいに大人たちも見始めて、たくさんの人になって、最後は盛り上がった。