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2012/10/24

横浜ボートシアターの第1回船劇場語りの会


10月14日(日)16時より、横浜ボートシアターの第1回船劇場語りの会と題した公演が第七金星丸で開催されました。私は残念ながら打ち合わせが入ってしまい、大遅刻をしてしまいましたが、最後の語り、宮沢賢治作の『水仙月の四日』だけを聞くことができました。

松本利洋のエレキギターによる伴奏で、吉岡紗矢の語りです。音楽は、語りや演技が伴うと、それらの表現空間をより後押しする役割も大きいことを感じます。昔から歌舞伎、人形浄瑠璃やオペラ、ミュージカル等には伴奏音楽がついています。横浜ボートシアターの公演にもガムランのような音楽がついていることが多いのですが、これも効果的です。

公演の後には、お茶を飲みながらの反省会が船で行われましたが、松本さんは6つの全ての語りをほぼ即興で伴奏をしたとのこと。2度とは聴けない貴重なものです。内輪の会でしたが、お客さんもかなりいらして今後の船劇場の可能性を期待します。