2012/10/24

キンボー指揮 神奈川フィル第284回定期演奏会


10月12日(金)横浜みなとみらいホールで行われた神奈川フィル定期演奏会に、NHKホールを設計した元NHKの浅野さんと一緒に聴いてきました。

曲目はブラームスの『ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77』後半はウエ―ベルンの『交響曲作品21』、J.シュトラウス2世の『皇帝円舞曲作品437』、ラヴェルの『ラ・ヴァルス』、今日のテーマはウイーンのようです。感動的だったのはヴァイオリン協奏曲の独奏者、韓国出身のシン・ヒョンスの演奏で、華やかで素晴らしく、拍手鳴りやみませんでした。アンコール曲は、まず自らピッチカートで伴奏を演奏し、楽団員が次々にそれを演奏し、全員が演奏したところで演奏を始める即興的で楽しい印象的な演出でした。

ウエ―ベルンの曲は、1928年ウイーンで作曲された暗い感じのものですが、それが情念になってふつふつと意思を感じるようになって行きます。『皇帝円舞曲』は華やかりしウイーンそのものです。ラヴェルの『ラ・ヴァルス』は様々な印象のワルツの曲が混ざっているちょっとイザイの無伴奏のような曲ですが、複雑で奥行きのある構成的なすばらしい曲です。

元NHKの建築家とはウイーンの建築家ハンス・ホラインと共同で、新国立劇場や東京フォーラムの設計コンペに参加したので、ウイーンも指揮者のキンボーさんもよく知っています。演奏会の後は演奏会のこと、ホールの音響のこと、キンボーさんのこと、ウイーンのことなどをつまみに一杯飲み、楽しい一晩を過ごしました。