2011/05/09

トゥルースシェルプロデュース公演『LOST!? ~冒険者たちへ~』

3月25日に上演予定だった、元横浜ボートシアターの高橋和久さんが出演するハロルド・ピンターの『家族の声』を見に行こうと思っていましたが、直前にチケットを購入しようとしたところ地震のために公演が中止になってしまっていました。
この公演には、元黒テントの新井純も出るので楽しみにしていたのに残念でした。この時はまだ頻繁に余震もあり、計画停電もあり、確かに無理はできないので仕方がありません。再演の計画を期待します。
神奈川芸術劇場など神奈川県の3月の公演も地震以来中止となり、その日のために準備してきた俳優たちにとっても非常に残念だったろうと思います。

横浜の郷土資料館で、何年か前に、神奈川県の神楽の特集をやっていて、江戸時代は飢饉の年ほど神楽が盛んだったと書かれていました。演劇には人々にエネルギーをもたらす何かがあることを示しています。大地震の後の最悪の状況の時こそ、演劇や音楽が必要だと感じます。

4月になってやっと少し落ち着きが出てきて、演劇の公演も始まりました。4月8日(金)仙川劇場で、やはり高橋和久出演のタイトルの公演『LOST!? ~冒険者たちへ~』を見てきました。ゲームにはまった娘をゲームの中の非現実の世界に飛び込んで、ゲームの戦いに参加する中年オヤジの話です。ゲームですが迫真の戦闘シーンが多いので、地震の後遺症に悩んだ身には多少疲れましたが、最後は娘を探し出し、ゲームの管理者とも仲良くなるハッピーエンドの話で、内容はテンポが速く、コミカルです。このLOST!?の話は、現実と非現実を交錯させた新しい世界だと感じました。

また元気をいただくために公演に出かけたく思います。