2007/01/30

建築評価勉強会で講演いたしました

江尻建築構造設計事務所の江尻さんが主催している、建築評価勉強会(2007年1月25日開催)に呼ばれ、音と集合住宅に関する講演をしました。
勉強会のテーマは二つ有り、ひとつは「CASBEE(建築物総合環境評価システム)について」で、財団法人建築環境・省エネルギー機構の宮内氏の講演、もう1つは「集合住宅の音環境」で私の講演です。
聴衆は30名弱、構造技術者、材料メーカー、意匠設計事務所の方々などでした。
宮内氏の講演では、CASBEEを用いて評価された建物には、自治体が容積率を緩和したり、総合設計制度適用許可をする例があるとのことで、興味深いものでした。また、音に関する評価値もあり、それは住宅性能表示制度との関係がどのようになっているのか、気になります。
私の方は、集合住宅において、音に関する目標値の設定や、そのための設計法などを説明させていただきました。また、住宅購入者と住宅の設計者や販売者との期待のすれ違いが、トラブルの元になることなどを実例を交えながら報告しました。
音 に関する数値目標の設定には、住宅性能表示制度はとてもいい制度ではありますが、しかし使い勝手の悪さもあり、現在はほとんどこの制度は使われていないよ うです。住宅供給者もメーカーも努力し、購入者への説明をきちんとできるよう、住宅性能表示制度を利用していくべきではないかと思います。