ページ

2023/07/20

今年初めてのヒグラシの蝉

 714日、多分今年初めて、家の前の釈迦堂公園のなかで蝉の声が聞こえてきた。さらに718日に玄関前のアスファルトの部分にセミのなきがらが落ちていた。透明の羽で、ミンミンゼミよりも形が小さい。よく見るニイニイゼミではない。ヒグラシと思われる。ミンミンゼミに近い鳴き声である。残念ながら、なきがらを写真を撮る前に、アスファイルの上では、車にひかれてしまいそうだなので、草むらの中に捨ててしまった。写真を撮ろうと考え直した時には、残念ながら再度見つけ出せなかった。この蝉は釈迦堂公園の中から飛んできたのか、北側の忠魂碑の木々のなかから飛んできたものか気になるところである。

気のせいかわからないが、なきがらがあった後、蝉の鳴き声が聞こえなくなったような気がする。次はニイニイゼミが現れるのか?

今年は春から忠魂碑の北側の土地、および東側の集合住宅の土地の更に東側で、造成が始まっていて、そこにはタヌキやハクビシンが生息していたが、今はどこへ行ってしまったのか?残念ながらこれからは見れないかもしれない。自分の土地ももともとは山だったところを造成して作ったのだから何とも言えないが、木がたくさんあると子供たちにとっても格好の遊び場ができて、面白かったと思う。

中国地方、近畿地方、東海地方で本日7/20梅雨が明けたようだ。関東地方ももうすぐだ。もうじき本格的な夏だ。

※本日7/20の夕方6時ごろ、ミンミンゼミが釈迦堂公園で鳴き始めたようだ。

※本日7/21朝釈迦堂公園でツクツクボウシの鳴き声も聞こえた。

※本日7/21昼 忠魂碑の側の庭に多分ヒグラシがコンクリートの上で死んでいた。それを  芝生の上に移動させて写真を撮った。右側はさらにひっくり返して写真を撮った。多分忠魂碑ではカナカナという鳴き声が聞こえてきた。


※本日7/22昨日と同じ多分ヒグラシのなきがらがコンクリートの上に転がっていた。ここで思い出したのは、芭蕉の句で「閑さや岩にしみいる蝉の声」という句で、多分蝉の声が充満して、山や木々に反射して、更にひびき渡った状態のことだと思う。いわば残響室の拡散音
の状態に近いのだと思う。芭蕉が奥の程道で書いた句のようだが、書いたのは1869年の7で、どんなセミが鳴いていたかの論争もあり、結局はニイニイゼミだったようです。
※本日7/22は関東・甲信地方および東北地方に梅雨明けが宣言された。

           ※7/31突然我が家のフェンスにアブラゼミが止まった。今はニイニイゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ヒグラシ、などが様々なところで鳴いている。
 
      ※8/10 我が家のミモザにとまったミンミンゼミ(上)とアブラゼミ(下)