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2023/04/02

キンボーの「オーケストラの日」のコンサート

2023331日 オーケストラの日 東京文化会館であった。公演時間は1500から1630、席は1階席のまんなかより少し前。  東京・春・音楽祭20233/184/16)の一環として開かれていた。

 パンフレットの「ごあいさつ」の欄で、「ミミに一番」という語呂合わせで、毎年331日に行っていると書いてあった。ただし今年はコロナウイルスの感染拡大のために4年ぶりの開催とのこと。全国のオーケストラ13団体から選ばれて集まったとのこと。コンサートマスターは篠崎史紀(ふみのり)通称マロ NHK交響楽団の特別コンサートマスターで、指揮者は、キンボー・イシイである。

 曲目はドヴオルザークの序曲「謝肉祭」op.92、ワーグナーのジークフリート牧歌、ベートーベンの交響曲第6番ヘ長調「田園」 第4楽章と第5楽章。チャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調 第4楽章で、アンコールは多分エルガーの愛のあいさつ

 休憩なしで1時間半、しかも昼間の時間帯なので、主に退職をした人か、学生が多かったと感じられた。本日はオーケストラの日という記念日で、曲目も華やかな曲が多かった。

 司会者の山田美也子さんが二人を紹介していたが、二人ともウイーンの学校で、ヴァイオリンを習っているときは、篠崎さんが18歳、キンボーが15歳で、とても親しかったと。篠崎さんは今年1月で60歳、実は1月で定年になり、NHK交響楽団のコンサートマスターも退職され、今年からは特別コンサートマスター、したがってキンボーは想像するに今年多分57歳になると思う。久しぶりにお顔を拝見したら、頭に白髪が見えていた。もうおそらく20年以上私は毎年キンボーのコンサートには出かけている。指揮の方法は、一時期、腰が左右にふれていることがあったが、その後は、体はしっかりとして、腕や手を振って指揮をしていて、貫禄があった。そういえば今日は、タクトは握っていなかった。長い間、同じ指揮者を見ているというのも興味深い。今はドイツのシュレスヴィヒ=ホルシュタイン州立劇場音楽総監督のようだ。日本での公演もより多くなることを期待している。

以下に東京文化会館の写真を載せるが、上野周辺は桜が満開であった。さらに、昨日配られた町内会のチラシにあった横浜市の広報誌を見ていたら、青葉区のフィリアホールが5月に天井の改修が終わり、再開すると。うれしい。

                 写真:当日の東京文化会館の入り口付近

写真:東京文化会館の横から見たところ、東京・春・音楽祭2023のポスターがたくさん貼られている。


記事:横浜市の広報誌、青葉区民文化センターのフィリアホールの天井の改修が終了したと。