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2022/06/16

横浜ボートシアター主催、船劇場JAZZライブ撮影会

 

船劇場JAZZライブ撮影会が614() 雨の中、夜の730からありました。出演者は遠藤律子(ピアノ、今回はエレクトーン)、山口彰(ウッドベース)、藤井学(ドラムス)、曲目はバッハのG線上のアリア、シューベルトのセレナーデ、スメタナの売られた花嫁、ガーシュイン?の曲、他、いずれもこの曲を基にJAZZのリズムに変えて即興的に演奏されたものです。

次は横浜ボートシアターの松本さんの太鼓のリズムに合わせた奥本さんの仮面の踊り、次は松本さんのアコースティックギターに合わせた吉岡さんの歌、 次はこの三名と遠藤律子トリオの演奏で、遠藤琢郎さん作詞の「死んだ人は死んでいない」という歌を演奏しました。遠藤さんは亡くなって残念でしたが、今も船劇場の、この活動が継続していることを考えると確かに死んでいないといってもいいかもしれません。

お客さんは20代、30代の人がほとんどですが、70歳代もいて、懐かしい人たちにもお会いしました。

いつもは演劇をしている吉岡さんの歌はびっくりするほど声が出ていました。ここは演劇の試演会をする場所ですが、コンサートでも楽器そのものが響くウッドベースはもちろん、ほとんど自らはあまり響かないアコースティックギターがよく響いていました。演劇をやるときには幕設備や舞台装置がありますが、今回はむき出しの鉄板の壁とベニア板の床と野地板の天井で、幕類や大道具が一切ない状態のために、よく響く状態となっています。クラシック音楽も含めて、さまざまな音楽の可能性のある空間だと思いました。