2007/03/05

ACT環境計画移転後の初めてのEntracteコンサート

ACT環境計画の事務所が、桜木町から自由が丘に移転され、従来から行われていた35回目のentracteコンサートが新事務所にて3月4日に初めて開かれました。この事務所にはサロンコンサートホールが併設されており、YABがその音響設計を担当させていただきました。

演奏は、チェロは金木博幸さん、ピアノは森知英さん。
曲目はバッハの無伴奏チェロ組曲第一番と5番のプレリュード、プロコフィエフのチェロソナタ ハ長調、ショスタコーヴィッチのチェロソナタニ短調、アンコール曲としてラフマニノフのチェロソナタ2曲が演奏されました。
音響設計を担当したものとしては、チェロの音がどう鳴るかが大変気になるところでしたが、最初の一音からとても艶のあるよい響きを感じました。ピアノは最初の一音、二音が少し響きすぎの印象がありましたが、後はとても美しい音色であったと思います。

2 層吹き抜けの空間に建築材料としての吸音材は一切なく、上部の壁面にある本箱のみが多少吸音している状態で、大変よく響く空間となっています。また響き をやわらかくするために、平行壁面をなくしており、弦楽器をよく響かせようと意図して設計したことは成功していたように思います。演奏も大変すばらしく、 いいコンサートでした。
今後の企画にも期待したいと思います。




ACT環境計画
http://www.actplanning.jp/