日時:2026年5月30日(土)13:30開演(昼の部)
場所:青葉公会堂
出演:都築太鼓、ゲスト出演:東京大学運動会応援部、友情出演:太鼓集団 鼓粋(こいき)
プログラム:下記のチラシに示した。さらにアンコールもあった。
今回の公演は、結成40周年記念公演だけあって、大変力が入ったものだった。私は前回青葉区郷土芸能まつりで、公演の一部で、都築太鼓を見ていて、素晴らしいと思ったが、更に唄などがあればより興味深いと思っていたところだった。ところが今回の演目には、太鼓だけでなく、南部俵積唄などの唄のある民謡や、絆という演目で、お祭りの時に使う面を用いたり、三味線なども弾いたりしていた。和太鼓は、昔は戦の時の合図だったり、お祭りのお囃子のお気に使う太鼓だったりしていたが、佐渡の鬼太鼓座(おんでこざ)以来、和太鼓の音楽が、独立して、意思を表示するような感じになってきていた。今回の公演にはこの都築太鼓のほか、太鼓集団 鼓粋というグループも参加している。これも横浜で活動しているようだが、このようなグループが全国に広がりを持ってきている。また都築太鼓の演奏は、和太鼓の音楽をその景色から脱皮して、日本の歴史や文化に根付いた地に着いた感じにしたいという意志を感じた。とても好ましい感じがした。これも和太鼓の新しい方向だろうと思った。そういえば、10年ほど前には、メインがトロンボーン3台、それに和太鼓2台のグループCordes Baresのコンサートがあり、すこし中世がかった音楽の演奏を聴いたことがある。
http://yab-onkyo.blogspot.com/2015/11/codex-barbes.html。これはトロンボーンが主で、和太鼓が従のような感じだったが、さらに言えば、和太鼓を中心にした演目で、面を用いて、お祭り、神楽や雅楽や伎楽などとも、また和太鼓が国際的に認知されてきていることから、国際的な雰囲気の楽器、例えば三味線のように、つま弾くシタールやドタールや、ドンブラなどの楽器と組み合わせることもそのうち可能かもしれない。ひょっとして、二胡や胡弓やコブズの様に弓で引く楽器にも作曲によって対応が可能かもしれない。将来の展開が楽しみだ。
写真:公演がはねた後のホールの様子