この日は良いお天気でしたが、午前中だったこともあり、また新型コロナウイルスが流行し始めており(まだ緊急事態宣言や外出自粛要請の前でしたが)、観光客はあまりいませんでした。
古い町並みの距離が長く、途中三味線教室から三味線の音が聞こえてくるなど、江戸時代に戻ったような感じがしました。
町の中心部のほど近くに美しいお寺がありました。このお寺は地蔵院(通称・関のお地蔵さん)という名前で、お寺のサイトによると、なんと『天平13(741)年、奈良東大寺の僧行基が、諸国に流行した天然痘から人々を救うため、この関の地に地蔵菩薩を安置したと伝えられています』とのこと。
奈良時代も天然痘という感染症で苦労したことが偲ばれます。この時期にお参りできたのも何かの導きかと感じました。新型コロナウイルスの1日も早い終息を祈ります。
関宿の街並み |
地蔵院 |
地蔵院より |
鐘楼:多分雪囲い、鐘の音が出にくいのではと心配してしまいます。
|
欄間には象など異国情緒があふれる題材がありました |