ページ

2015/02/24

フラメンコを楽しむ

 2月17日、新宿の老舗スペインレストラン、エル・フラメンコにて、フラメンコショー見てきました。夜9:00からの部です。

 フラメンコはスペインのアンダルシア地方の民俗舞踊ですが、昔から日本でも大変人気があり、フラダンスについで盛んな民族舞踊です。今回そもそも行った理由は、弊社のスタッフであるアントニオ・サンチェスが、エル・フラメンコのダンサーの方達と東京の飲み屋で偶然に出会って意気投合したところから始まりました。同じアンダルシアの出身で、エル・フラメンコでショーをしている人々だということを知って、レストランも訪れ、親しくなったようです。今回は、アントニオの招待で事務所の3人で伺いました。

 現在出演しているグループは約半年前に来日し、リーダーのホセ・ガルヴァンさん、また女性のダンサーのエレーナ・モリーナさんなど、アンダルシアでも相当有名なトップクラスのダンサーの様です。ダンサーは3名、歌手は男性と女性の二人、ギターは男性二名の構成です。我々の席は、ダンサーの汗が飛んできそうなほど、また衣装がテーブルをこすりそうなかぶりつきの席でした。
フラメンコについて率直に感じたのは、大地を踏みしめるダンスだということです。とても気高く、人間の尊厳を表しているような気がしました。舞台上のダンサーを見ている時は、とても大きな人と思っていました。しかしショーの終了後に、あいさつに来てくれたホセさんと握手をしたときには、普通の人間味のある親しみやすい人になっていました。アンダルシアのフェスティバルではフラメンコ祭りが1週間も続くとのこと。フラメンコが生活に密着していて、なかなか素晴らしいです。

 最後に音響のことに少し触れますと、エル・フラメンコの舞台の床は板ですが、わずかに凸凹しています。あれだけ強く靴でたたくので、へこむは当たり前ですが、集合住宅では大問題となる床衝撃音です。本場スペインでは、どのような床で練習をしているのでしょうか。