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2011/08/09

YOKOSUKA JAZZ DREAMS 2011

 7/30にYOKOSUKA JAZZ DREAMS 2011のコンサートがよこすか芸術劇場であり、横浜国立大学名誉教授で、消音器の研究で有名なG先生と行ってきた。毎年の恒例で、もう何年も一緒にJAZZDREAMSに来ている。今年は渡辺貞夫グループ2011、ドラマー、ジョージ川口の息子川口雷二のTHE BIG4+4名(ソロ)、そして前田憲男とウインドブレイカーズ+マリーン、すべてのバンドのレベルが高く素晴らしい。

 公演中、音の方向感について気がついた。渡辺貞夫のバンドの時には、我々は舞台に向かって左側にいたので、左側のスピーカから聞こえてきていた。舞台両袖にスピーカを設置しているので一般的なことである。しかし川口雷二のバンドの時には、演奏が始まった途端、中央のドラムから低音の音が聞こえてきて、あれと思ったが、その後、ピアノはピアノ、コントラバス、そして右側にいるソロ、トランペット、トロンボーン、サックスなどが、それぞれの場所から聞こえてきた。方向感があるとやはり音が活き活きと感じられる。ドラムのスティックを叩く高い音はスピーカから聞こえてきたので、拡声装置を使っていないというわけではないようだ。前田憲男のバンドもそれぞれの楽器から聞こえてきた。やはり素晴らしい。

 前田憲男は1934年2月6日生まれ、77歳、司会者が昨年前田憲男にお会いした時、100歳でもコンサートをやりたいと夢をおっしゃっていたそうだ。さらに今回マイクを向けると、「いや今年は変えました、夢でなく、予定です」と。いやはや素晴らしい。渡辺貞夫も1933年2月1日生まれで、78歳、(チラシには77歳と書かれていた)。全く年を感じさせない活き活きしたアルトサックスの音だ。
 またG先生も80歳を超えてお元気でJAZZだけでなく、クラシックのコンサートにも通っていらっしゃる。今後も多くのコンサートにご一緒したいと思う。