インターノイズ2007(The 36th International Congress & Exhibition on Noise Control Engineering )が トルコのイスタンブールで、8月28日から31日まで開かれました。講演者は530名、ポスター発表は60名で、私はポスター発表を8月29日10:00から16時まで行いました。発表のテーマは「インパクトボールの衝撃による、ボイドスラブの振動評価V値の推定」というものです。インパクトボールの落下による衝撃力は力積が推定できることを示し、歩行実験の応答加速度から歩行の力積を、ボール落下の力積と応答加速度の関係から導いています。ボール落下の力積と応答加速度はかなり線形性が見られるが、反発係数は多少非線形の傾向があり、力積を推定するために、反発係数の非線形性を取り込んでいます。ボイドスラブを評価するためには、ボールを落下高さ1.0mから実際のスラブに落下させ、その振動応答加速度と周波数をもとめ、構造計算規準に示されている歩行の力積2.94N・secとボール落下1mの力積とを比較して、歩行の応答加速度を推定し、振動評価を行う方法を示しました。
会場の前にて
発表の様子
以下、発表したポスターです。
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