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2022/09/03

蝉の鳴き声

 8月半ば、アブラゼミやミンミンゼミやヒグラシやひょっとしてクマゼミなどの声がやかましくなって、今が夏だと感じるころ、地面の上に蝉のなきがらが落ちていることが多くなった。蝉のなきがらをみているとその他にもクワガタのハサミだけ残って、あとは食べられてしまった跡とか、シマヘビが道の端でなくなっていたり、ムクドリがはらわたを出して死んでいたり、コガネムシやスズメバチがときおり死んでいたり、また朝顔に、数匹の蛾または蝶の5㎝位の芋虫がいて、何日か後に、太ったところで多分鳥に食べられて無くなっていた。昆虫など生き物が生きることに懸命なときに、虫たちの死も身近にあることがわかる。シマヘビやムクドリは別として、虫たちの一生のサイクルが短すぎる。一生を楽しむには時間が足りなすぎる。

なんとか九月になって、秋の虫も鳴き始めた。秋の涼しげな鳴き声だけだといいと思う。ただ残念ながら台風11号が沖縄付近を通過している。