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2022/03/13

ウクライナの音楽

 今注目のウクライナにはキエフ※やオデッサ※という有名な都市があるが、キエフにある聖ソフィア大聖堂やウクライナ国立歌劇場が有名である。またコサック民族としても有名なところである。

ウクライナを調べてみると民族楽器のバンドゥーラという弦楽器がある。残念ながら見たこともなく、歴史の本にも出ていないし、日本の民族学博物館にもなさそうである。弦が60弦前後あり、また5オクターブあり、音はギターやハープシコードのような感じではあるが、形はハープのような感じのものである。重さは8kgあり、ちょっと持ち運びは楽ではない。もともとは12世紀ごろ盲人が用いていたようで、日本の琵琶や三味線のような役割でもあったようだ。5オクターブもあるのでピアノのように歌の伴奏やいくつかの楽器の伴奏も可能である。

弾いているのを見ると低音部の弦をつま弾きながら、右手で主に旋律を弾いているようだ。

日本ではナターシャ・グジーとカテリーナ・グジーという音楽家がいて、活躍している。兄弟である。以下のCDはナターシャ・グジーの「旅歌人」で、曲によって日本語でも歌っている。ほとんどが作詞作曲である。

※3月末にキエフはキーウ、オデッサはオデーサとロシア語読みからウクライナ語読みに修正された。