日時:2025年3月17日(月)午後6時30分~午後9時
場所:横浜市開港記念会館 1号室 ほぼ満席
主催:市民による市民のための山下ふ頭を求める会(準備会)
内容は、8市民団体による山下埠頭再開発に関する提案と応援メッセージとして神奈川大学法学部教授の幸田雅治氏がONLINEで参加、および緑区桐ヶ丘連合自治会の塚田順一氏などの発言があった。幸田氏は山下ふ頭再開発委員会委員で、幸田さんの委員会での発言が話された。中で気になるのは「この委員会の当初のスケジュールでは地域の関係者等検討委員会で、事業計画案を検討することになっていた」が、2024年2月のスケジュールでは「有識者等検討委員会では、方向性のみ検討し、事業計画案は市が作成することに変わった。」
幸田さんが意見として委員会の構成員として市民が参加すべきことなどを述べ、その中で横浜国立大学名誉教授の北山委員も賛成のことを述べてくれていたが、市から計画案の最終は市が策定すると言われたままになっている。市の現在の事業委員会は林市長当時のままの組織であって、住民運動によってIRが計画の中に無くなっただけで、事業計画の中身はほとんど同じような内容で考えているような気がすると。しかも市民には意見を聴くだけで、単に聞いたという証拠を残すだけになるような感じである。私は横浜船劇場がこの山下埠頭の再開発の中に係留する場所を確保されるといいと思っているものであるが、現在のランドマークを含むみなとみらいの業務地区のように超高層ビルが林立するような状態の中では、艀でできた船劇場の立地は相当怪しくなってしまう。やはり基本は公園のような雰囲気の中で、船劇場等が文化財として存在することが好ましく感じる。このようにすれば山下埠頭も山下公園とのつながりがよく、市民が楽しむ空間になると感じる。
写真:夕方6時半ごろの横浜市開港記念会館(中央レンガ造の建物)