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2023/08/13

荏田の田園ばやし(仮)

 私が参加しているわが町のお囃子は、隣町のたまプラーザ(新石川)にある驚神社の宮元のお囃子の会から教わったものです。そのお囃子は結構むつかしく高度のもので、単に太鼓のリズムが主導するのではなく、笛と太鼓がそれぞれ交代で主導していくところがみられます。馬鹿にされるかもしれもしれませんが、青森ねぶた囃子や阿波踊りのような単純な太鼓のリズムではありません。

荏田のお囃子の曲の流れは、序章、第一楽章破矢(しずみ、乱拍子ふくむ)、第二楽章鎌倉、第三楽章国固め、第四楽章師調目、第五楽章さいど破矢(しずみ、乱拍子をいれる場合もある)となっています。曲名は鎌倉時代ないし戦国時代の戦いのような勇ましい名前です。

しかし今の時代なのだから、特に今の時代だからこそ、もうすこし平和な曲の名前の方がよいように思います。例えばベートベンの「田園」をまねして、「荏田の田園ばやし」としたらどうでしょうか。序章、第一楽章田植え、蝉の声(しずみ)、稲刈り(乱拍子)、脱穀(以上破矢)、第二楽章そよ風(鎌倉)、第三楽章小川(国固め)、第四楽章縄跳び(師調目)、第五楽章田植え、イナゴ(しずみ)、カエル(乱拍子)、赤とんぼ(以上破矢)

勝手に思いつくままにお囃子の題名を考えてみたため、もう少しお囃子を練習してみたあとで、修正が必要になるとおもいます。とにかく、なかなか荏田のお囃子は高度です。