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2022/06/15

ガムラングループ・ランバンサリのコンサート

612日日曜日 15時より、日暮里サニーホールでガムラングループ・ランバンサリのコンサートがあった。出演者の一人が荏田のお囃子グループに大田さんがいて、呼びかけられ、お囃子の仲間と伺った。ガムランの楽器は多分20個程度あるが、チラシにあるように青銅なのか、金属の楽器が多く、またそのうちかなりが唸る。演奏者も20名ほどいたので、ちょっとしたオーケストラであった。この中には二胡のような弓で弾く楽器と縦笛があり、両方ともメロディの出せる継続する音が出るが、あとは様々な打楽器で、和太鼓のようなものや木琴のようなものもあった。また薄い木の箱で太鼓のようにたたくものもあった。典型的なものは大きなドラムで、お寺の本堂のお坊さんの横にあるような楽器で、低音で、唸りを伴ってゴーンと音を出すものから、ガムランではよくみる中央に突起のついているお椀を伏せてたくさん横に並べたような打楽器もあった。また楽器だけの演奏もあり、また舞踊のある曲もあった。

ガムランはジャワのガムランとバリのガムランがあるようで、このグループのものはジャワのガムランで、ゆったりした音楽であった。しかし踊りが能のようにゆったりとしているとしていたが、能のように死後の世界のような達観した場面ではなく、若い男(実際にはダンサーは女性)がナイフで戦う場面もあり、生き生きした現世の舞踊であった。 

ガムランの特徴はゆったりしている上に、かなりの楽器が唸る。日本や韓国やタイやチベットのお寺の鐘と同じように唸る。また仏壇の鈴(リン)のように唸る。この唸ることはクラシック音楽とは大きな違いがある。クラシック音楽の音律は、純正律や平均律で、正しいかどうかはわからないが、元はピタゴラス音律とおもわれ、いかに唸らないかを求めて得られた音律である。これに反して、いかに唸るかを求めて作られた音律だと思われる。インドネシアのジャワ島は主な宗教はイスラム教と思われるが、なんだか宗教的な響きを感じた。