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2030/01/01

News

20220831 ワイエービー建築音響設計は8月末をもってクローズ致しました

2025/10/30

第二十八回都筑区三曲協会演奏会 箏・三絃・尺八のしらべ  を聴く

日時:令和七年(2025年)10月 26日(日) 1130分開演 (プログラムの12時開演は間違い)

場所:ボッシュホール(都築区民文化センター) 2Fホール  在席300

    音響反射板設置状態

主催:都筑区三曲協会、何度かこの演奏会に行ったことから、招待券が来ました。私は4年ほ

ど前に脳梗塞になり、そのためアルトサックスが吹けなくなってしまい、約2年前にこの三曲コ

ンサートのおかげで、尺八に興味を持ち始め、尺八を吹けるようになって来た。それ以来この

三曲は気にいって、コンサートに時々聞きに行っている。

コンサートのチラシには、『未来につなぐ伝統文化・残しておきたいにっぽんの音(和楽器)』と

書いてあるので、この三曲はいつごろから発祥してきたのか気になって、三曲について、ウイキ

ペヂアで調べたら、『いつ頃から使われたかはっきりしないが、三種の楽器を合わせる意味に

おいていくつかの用例がある。』      『やがて芸術音楽として確立されるに従い、地歌、箏曲、

胡弓楽は独自の楽曲を持つようになり、合奏されることのない、それぞれ独立した別個の音楽

として成立した。しかし江戸中期頃からこれらの楽器は特に地歌を中心に合奏されるようにな

った。特に三曲の楽器三種をすべて合奏させることを三曲合わせ、三曲合奏と呼ぶ。』 三曲

とは多分江戸時代から様々な動きがあり、一本筋が通った流れでは無さそうだ。箏や三味線

や尺八もそれぞれの分野で発展してきていて、とくに尺八は明治期にこの三曲に加わるように

なってきた。きっとそれぞれの楽器を組み合わせることで、華やかな感じにもなり、表現も豊か

になり、合奏曲として発展してきているように思う。

なお多分三味線、ここでは三絃は、少し長さが長い、浄瑠璃三味線、地唄三味線が使われ

ているようだ。きゃしゃな音ではない。

演奏は何台かの箏、何台かの箏と尺八、何台かの箏と十七弦(箏)と尺八、さらに箏や尺八、さらに三絃(三味線)、さらに箏とヴァイオリンの組み合わせもある。さらに語りを含んだ公演もある。いずれも尺八の音は美しかったし、14番の千鳥転生 十七弦箏が含まれていて、その低音の響が組み合わさって新しい雰囲気の表現が豊かな曲になっている。

 今回の公演は、最近できたボッシュホールでの初めての公演である。『素晴らしいホールでの演奏を楽しみにしている。』とチラシに書いてある。ただ今度のボッシュホールの舞台は音響反射板設置状態のために、響きがあり、どちらかといえばクラシックコンサート用の仕様となっている。したがって尺八は枯れた音ではなく、生き生きしたフルートの音に近い感じがする。箏や三絃にしても響きがあり、最後の曲のたぬきばやしでは、語りがあり、この時には後壁は、映写幕を設置しているので、多少吸音力が増しているはずであるが、語りの言葉が明瞭に伝わってこない。いっそ幕設備に最初からして、吸音性を増し、明瞭度を上げたらどうだったのだろうか!

尺八の音は自然の風の音を感じるような感じ自分の感覚では尺八でTake the A Train 吹くとTrain

は蒸気機関車だとわかるような感じだ。






           写真:14.千鳥転生 十七弦箏が低音を響かせていた。

                 写真:15桜狩 三絃が含まれている。

                 写真:16篝火 (かがりび)

           写真:かさじぞう 映写幕にかえておじぞうさんを映した。


 

2025/10/28

仲町台地区センターまつり JAZZ DAY  の感想

 日時:20251025日(土)

場所:仲町台地区センター 2階体育館、入場無料

主催:仲町台地区センター 、協力:つづきジャズ協会 私はこのつづきジャズ協会の案内で知った。

出演:チラシの通り、ただしこのJAZZDAYは 朝の11時から始まっており、私は都合上、CHIPSの最後の曲から聞くことが出来た。

建築設計:高橋晶子+高橋寛/ワークステーション、この建物は、外観はとてもきれいで、何度も前を車で通り過ぎていたが、音楽室がないので今まで行きそびれていた。高橋晶子は、東工大卒で、最初に有名になったのは、坂本竜馬記念館で、高知市に行ったついでに、見学に行ったことがある。しかし今回は、仲町台地区センター2階の体育館で、JAZZのコンサートをやるということで行くことにした。

体育館なので、ジャズの演奏会場という雰囲気はあまりない。長手方向に5m×10m程度のステージを組み、そこに照明やマイクを設置している。スピーカは舞台の両脇に設置して、ミキサーが舞台脇でコントロールをしている。体育館なので多少エコー気味のところもあったが、天井や壁の上部は吸音しているようなので、ほぼ音響的には問題は無い。椅子は折り畳み椅子を長手方向に配置している。

写真:JAZZ DAYがはねたあとの7時頃の外観、ハーフミラーガラスのカーテンウオール。

図:仲町台地区センターの平面図(上は1階、下は2階)

出演したバンド名は、チラシに示してあるが、私の都合から、CHIPSの後半から聞くことが出来た。たぶんそれぞれのバンドは素人であるが、それぞれがとても素晴らしかった。写真を撮ってもよいようなので、横浜モダンジャズクラブからとって、下記に示している。そのころからジャズの音楽を体が受け付け始めてきた。なんだか素人という感じではなく、レベルが高かった。次のハッピージャムは各地福祉施設などを訪問演奏しているようだ。このバンドは青い山脈や夕焼け小焼けなども演奏している。年寄りには懐かしい曲だ。次のSwing AJMは横浜旭ジャズ祭りの時に公募してできたバンドで、 On the sunny side of the street は私の頭の中でいつまでもささやいていることができるほどだ。つづきジャズオーケストラはVocalに高橋明子がいて、下の写真ではピアノを弾いているが、後半3曲は素晴らしい歌を聴かせてくれた。声に深みがあって力強く、ひょっとしてこの人はプロかもしれない。まつビッグバンドはまつというジャズスナックで演奏を重ねた常連客と東工大の卒業生が中心になっているバンドで、コンテンポラリー系のJAZZだ。この音楽は、メロディーなどはなかなか覚えられない感じだが、横浜ボートシアターの元団長の遠藤啄郎が、死ぬ間際にこの世の中は四角形や三角形などで出来ていることが分かったと言っていたようだが、この曲は遠藤さんお言葉を思い出すほどに、立体的な造形が次から次と浮かんでいくような構成になっていて、非常に哲学的な音楽だった。またアルトサックスの音がとてもきれいだった。

最期は夕方7時ぐらいまで演奏があって、頭はジャズだらけになってしまい、私の頭の中は夜中まで響いていた。

 


 





写真:横濱モダンジャズクラブ


                                     写真:シニアジャズバンド・ハッピージャム

                                                                           写真:Swing AJM


          写真:つづきジャズオーケストラ ゲスト:高橋明子(Vo(現在はピアノを弾いている)


                                                   写真:まつビッグバンド


2025/10/21

解決されぬ「1音」背負う音楽家 バーンスタイン作曲のウエストサイドストーリーについて 朝日新聞2025年10月19日朝刊を読んで。

 この朝日新聞の「日曜に想う」という文章の中に、バーンスタイン作曲のウエストサイドストーリーの曲について書いてある。この曲の最後の部分は、本文をほぼ引用すると、『恋人のトニーが殺された後、ヒロインのマリアは「あなたたちみんなが彼を殺した。」と泣き崩れ、やがて毅然と歩み出す。その後、両グループが静かに従う。澄み切ったドミソの響が葬送の列を包む。そのときバーンスタインは低音域にファ#の音を響かせる。この1音は異なる価値観の持ち主を対話へと導く難しさの象徴でありながら、平和への道のりを、聴く人それぞれに深く思考させる。』

私の小学校の時に何人かの友達と日比谷の映画館で映画館の周りを1周以上回って並んでやっと入ったことをよく覚えている。映画を感激してみたものだ。みんなは学校で足を上げたり、鉄棒で宙返りなどをして、その気になっていた。それ以来バーンスタインが好きになった。

写真:写真集 BERNSTEINREMEMBERD 日本語版 解説 ドナルド・ヘナン p.74 ウエストシドストーリーの1場面、ジェット団の少年たちの誇らしげな踊り

 この朝日新聞の文章の前段は、ベルギーの音楽祭で、イスラエル人の指揮者が率いるドイツの楽団をボイコットしているとあり、イスラエルのガザへの攻撃が激しくなっていることが影響しているようだとある。作曲者のバーンスタインがイスラエル系のアメリカ人であり、メータ、バレンボイムといった名匠たちが「イスラエルのオーケストラ」という国家的属性を越え、平和を希求する精神の象徴とするべく指導に情熱を傾けてきた。しかもバーンスタインのお父さんはウクライナ生まれのユダヤ人だそうで、根っから大変そうな生まれだ。

最近は、ロシアーウクライナ、イスラエルーガザ、ミャンマーのロヒンギャ難民や、タイーカンボジアの紛争があり、私は、特にロシアの作曲家や演奏者などに一瞬ためらいが生じる。しかしチャイコフスキー、ムソルグスキー、ストラヴィンスキー、ラフマニノフ、ショスタコーヴィチ はみんなロシア生まれ、だからといってどうしたらよいのか。そんなためらいを捨てて、馬鹿な考えを直して聴くことにしている。

ただ身近な日本と韓国や日本と中国との間でもし戦争があったら、どうするか!音楽には戦争を遂行したいという音楽もあるし、平和を希求するという音楽もあるので、やはり見極める必要がありそうだ。「この1音」を判断する意思が必要だ。その場合には平和を希求する音楽を聴こう。

 



2025/10/14

杉山哲雄ピアノリサイタル ベート-ベン ソナタ連続演奏会 シリーズⅠソナタからフーガへ(全3回)

日時;2025102日(木)午後630分から

場所:銀座王子ホール 座席数約300席、シューボックスタイプ

曲目:ソナタ第一番、ソナタ第4番、ソナタ第7番、ソナタ第14番「月光」 アンコール曲

演奏は杉山哲雄。主催:杉山ムジーク・アカデミー

このコンサートは建築家の濱口オサミさんに紹介された。以前渋谷で、杉山さんのピアノの練習スタジオの設計に音響設計の立場からかかわったことがある。設計は(有)濱口建築・デザイン工房、建物は渋谷にある大きな集合住宅の一階で、この住戸部分は、台所とトイレを残し、あとは1室を浮構造にして、遮音対策をした。この浮構造は、床は木造のヘルムホルツ床を用いている。

杉山さんのプロフィールを見るとわかるが、伊勢市出身で、濱口さんと同郷となる。濱口さんは私と東工大の同期なので、多分杉山さんも似たような年だと思われるが、ものすごく元気だ。プログラムのチラシの後ろ側には2026年、2027年の予定まで書かれている・

しかも演奏は楽譜を見ないで力強く演奏している。杉山さんのプロフィールには、バッハ、モーツァルト、ベートーベンのリサイタルで、古典調律を用いたとある。この古典調律は何を意味しているか正確には解らないが、純正律を中心とした音律のことではないかと思う。モーツアルト、ベートーベンの時代はこの純正律を用いることによってきれいなハーモニーができるようになった。ただ現在は平均律という音律になり、正確には純正率より美しい響きではない。チラシには「ベート-ベン没後200年(2027年)に完結するベート-ベン全ソナタの連続演奏会は、ベート-ベンの創作の本質に光をあてるものである。」 と書いてある。気合が入っている。しかもいずれの曲も力に入った演奏だった。この曲の最後の曲はソナタ第14番“月光”で、月の光が水面に反射してキラキラしている印象があるが、この曲は作曲した当時から人気のあった曲だとある。このような主観的に表現が出来る曲はいいが、コンサートのチラシは、ピアノの演奏の技術的な説明が多く、例えばソナタ第一番では、「全曲を統一する6度の音程や下向音型を含んで、上昇する音の波の引き締まった音楽の表情を見せ、冒頭の動機の反行形よる第二の主題による第二主題も無駄がない。」 とあってなかなか曲の技巧的な説明は分かるが、曲の雰囲気は私には伝わってこない。第4楽章プレスティッショモの説明で、「第一主題の和音は、「闘争」を感じさせ、独創性がある。和声の微妙な変化が美しい経過部をへて、穏やかな第二主題がなだらかな地平線を思わせる。」 やはりベートーベンの曲は言葉で表すことが難しいことがわかる。ただ感情的な動きによって、強い意志を感じさせる美しい曲だった。やはりベートーベン創作の本質に迫るには、最期の20276月まで聞く必要がありそうである。

2025.10.20 追加:

ブログに 建築技術201812月号に「渋谷スタジオの音響設計」という記事を書きました。実はこの文書の中に、へrムホルツ床のことを書いていて、URとの共同の特許工法と書いてあるが、実は特許になっているのは、床下開口に唾を設けたものだけで、現在はこの工法は使っていません。誰でもがこの工法を用いることができます。

http://yab-onkyo.blogspot.com/2018/11/201812.html

さらに次のブログも書いています。杉山スタジオの内容が見れます。

杉山スタジオ オープン

http://yab-onkyo.blogspot.com/2018/07/blog-post.html

 





 


2025/10/02

Afternoon Jazz Live 明るい表通りで 後藤裕二カルテットwithマリア・エヴァ

日時:2025928日(日)1400開演

場所:ブッシュホール 1Fリハーサル室 大きさは正確には分からないが、15m×10m程度で、天井高さは2.52.6m程度、収容人数は約100名、舞台は長手の面にある。客席と舞台は段がなく一体感がある。床は浮床コンクリートの上に直貼りフローリングのような気がする。

出演: 後藤裕二:Tenner Sax & Flute, 須藤俊也:Piano,ジャンボ小野:Piano、八城邦義:Drum, マリア・エヴァ:歌、幕間の後、次回出演予定のトロンボーン奏者薗田勉慶が挨拶

曲目:曲目はほぼプログラム通りで、アンコールは1曲に更にアンコールの声にこたえて、ちょっと悩んで更に一曲。

テナーサックスの後藤裕二は、チラシによれば1955年生まれとある。今年で70歳ぐらいになる。出演者はおおよそ70歳前後の人だ。ベースの人はジャンボ小野と紹介されていたが、最近30kgほど痩せて、(ジャンボでなくなり、)背広がぶかぶかと紹介されていた。

コンサートはちょうど秋になったころと思ってこの曲を選んだ。Tis Autumn、ところが今年は大変暑かったのでサマータイムを加えたと。そのあとマリア・ヱヴァが加わり、みなさん眠くないですか、もう2時ですよと。夜と昼を間違えているようにしてしゃべった。本当は昼の2時。マリア・ヱヴァの声は力強い歌声で、とんでもない迫力だった。しかも観客席の中央まで歩いてきて、歌うので、拍手を求める人も出てきた。実は私の横まで歩いてきて歌うので、本当のことを言えば私も握手をしたかった。共感した。

        写真:公演の始まる前のリハーサル室、私の席から撮影

このリハーサル室の入り口の反対側は、楽屋として使っている部屋や音楽練習室がいくつかあり、トイレもある。音楽練習室は、除き窓があり、浮構造ともなっている。この上の2階は先日行った劇場となっている。多分同時進行が可能と思われる。






2025/09/25

ジル・アパップ 珠玉のヴァイオリンリサイタル with フレンド 音楽を楽しむこと

日時:2025921日(日)4:00公演

場所:横浜市磯子区民文化センター 杉田劇場 300席、可動音響反射板設置状態、席は自由席だったので、前半は上手桟敷席、後半は最前列に座ってみた。ここの劇場は響きが豊かで、半分より後ろの席の方が響きがよいと考えてのことだろうか、そこで前の席は空いていて、席を替わることが出来た。この劇場は20年以上前に私が音響設計の観点から設計に関与していた。可動音響反射板を備えていて、可動音響反射板設置状態では、できる限りクラシック音楽に好ましい状態になるように残響をできるだけ伸ばし、幕設備にしたときには、客席はそのままで、幕設備の吸音によって、芝居にとって好ましい状態にしたつもりであった。今回のジル・アパップの公演では、音響反射板設置状態だったので、響きを多く感じることが出来た。特に高い音の多いヴァイオリンは、いい響きだ。またギターは音が小さいので、最前列でもいい音が聞こえることを確認した。これがある芝居になった時には、舞台に天井も含む、大きな部屋を舞台装置としたため、コンサートの時の様に残響が長くなってしまい、声が明瞭に聴こえないときがあった。この劇場の名前が杉田劇場という名で、劇場を主に設計しているような印象があるが、本当はコンサートに対してできるだけ残響を長くした設計をしている劇場だ。その時には演劇団体にこのいきさつについてメールをしたことを覚えている。舞台を囲うような舞台装置はできれば板材でなく、音が吸音できる布のようなものでつくれればいいのだがと、話した。

出演者:ジル・アパップ(ヴァイオリン)、高木洋子(ピアノ)、カンパニ―ジャ(ギターアンサンブル)、柴田杏里(ギター)

プログラム:曲目はプログラムに示してあるが、実際にはその前後に追加の公演があった。

ジル・アパップの演奏スタイルとギターやピアノの演奏スタイルは大きく違い、ジル・アパップは歩き回りながら演奏し、一緒に演奏している人に対して身近な感じで挨拶しながら演奏する。楽譜も一切見ない。しかも見るからに楽しそうに演奏する。ギターのアンサンブルの人たちやピアニストの高木さんにもあいさつしながら演奏する。ギターの柴田さんの時には、二人とも椅子に座って演奏していたが、ジル・アパップは体を動かしながらの自由な演奏であった

※高木さんのメールによれば、柴田さんは「柴田杏里さんとジルさんはあの日が初合わせながら、ジルさんともアイコンタクトもかなり取りながら、とても楽しかった。」とのこと。
 
コンサートのタイトルに、「ジル・アパップ その笑顔は偏西風にのってやってきた。」とあるが、確かにこれが音楽だと言わんばかりの雰囲気だった。スペインでフラメンコを踊るときのギター演奏も楽し気なリズムを大事にした雰囲気のように思う。次回はフラメンコダンスを伴ったギター演奏が聞きたい。その時にはジル・アパップもヴァイオリンで参加できれば素晴らしい。実は弊社に10年近く前に、スペインから来たアントニオ・サンチェス・パレホという音響技術者がいた。彼は時々フラメンコの公演を新宿や日暮里で見ていたようだ。私も双方に行ったことがある。ある時両親が来て、日暮里のフラメンコの公演を見に行った。そうしたら初めてなのに、お母さん、カルメンさんという名前だったが、フラメンコの踊りに参加し始めた。何ということは無い、まったく溶け込んでしまった。楽しむと言うことはこのことだと実感した。ちなみにお母さんの仕事は医療の看護師で、フラメンコを仕事としていない。






表:プログラム


写真:上手桟敷席から見た公演が始まる前の舞台の様子。


写真:公演が始まる前の劇場側面、壁は屏風折れで、さらに丸柱を設けて、細かな高い周波数の反射音をもたらすように考えている。天井の勾配は、舞台から天井に反射した音が、後部の客席まで届くように設計している。したがってシーリングスポット室は一般の劇場より少し後ろに位置している。


写真:公演が終わった後の舞台の様子、一番後ろの席から撮影。舞台では一部幕が引かれていて、この状態で多分調律している。YAMAHAのピアノだった。